遺言の一部を変更(修正)する場合(遺言文例15)
遺言書
遺言者は、平成16年7月1日作成した遺言書につき、以下のとおり改め、変更する。なお、変更しない部分については、全て原遺言書記載のとおりとする。
(1)原遺言書第1条に、
遺言者の有する一切の財産を、妻宮崎ひとみ(昭和35年5月5日生)に相続させる。
とあるを、
遺言者は、遺言者の有する一切の財産を、弟宮崎直樹(昭和36年6月6日生)に相続させる。
に改め、変更する。
平成27年4月29日
住所 福岡県久留米市中央町38番地23
遺言者 宮崎 信幸 印
※補足説明
遺言の一部を変更(修正)する場合に使う文例です。変更箇所が多い場合は、前の遺言を撤回して、新たに遺言書を作成するのが良いでしょう。
上の遺言書は、自筆証書遺言の見本です。全てを自分でペンを使って書き、必ず日付を入れてください。印鑑は認印でも構いませんが、実印が良いでしょう。作成後、封筒に入れて封印をし、妻に預けておくと良いでしょう。
当然、公正証書の原案(下書き)としても利用できます。公正証書遺言が、より安全で安心です。